が、しかし、大問題浮上。
クレジットカードの名前が旧姓のままだった私は、免許証とIDがあわずレンタカーを貸してもらえない!!
そんな私に一縷の望み。
旧姓だったときのパスポートの写真を送ってもらえれば、承認してもらえる!!!
だが、またここで問題発生。
私の旧姓時代のパスポートなんて、
どこにやったっかわからない!!!
チクタク、チクタク、チクタク…シュビシュビシュビーーーン。
脳内のタイムマシンが過去に向かって移動中。
私の古いパスポート。
旧姓時代のパスポート…。
日本で待つ、夫たぬ吉にさがしてもらうしかない。
電話し、事の次第を説明する。
「わかったよ…探すから。」
たぬ吉も、嫌とは言えない。
いや、ホント迷惑と思うわ。
ごめんよ。
「押し入れの、書類ケースの中かなぁ。ハンコとかあるところ。」
タヌ吉、真夏の日本、40℃近い猛暑の中、昭和の築50年ハウスの押し入れを、丹念に探す。
日本との時差はNZが3時間早い。
ビデオ通話には、汗だくなたぬ吉の姿が映っている。
「ないみたいだよ…」
「もっとよくみてよ。」
「いや、ないなぁ…」
「え…、じゃあ、ベッドの下の収納ケースのうちのどれかかな?」
タヌ吉、寝室へ移動。
ベッド下の収納ボックスを取り出している。
スマホを立てて、見えるようにして、と頼む私。
暑さでタヌ吉の額がテカテカと光り輝いている。
ベッドの下の収納ケースを一つずつ、出しては調べ、出しては調べる。
タン太の中学受験教材やら、図工の作品やらがでてきている。
帰ったら断捨離だな。
「ここは、ないみたいだな。」
「じゃあ、税金とかの書類とかがまとまっているつっこんである箱のの中かも…」
「どこ、それ?」
「右側の押し入れの、服が入っているケースの脇」
「・・・」
大量の領収書とか給料明細だの税金だのの書類をかき分けている。
たぬ吉、汗だく。
ゴソゴソゴソ
ゴソゴソゴソ
たぬ吉の額から汗が滴り落ちる。
「あ!あった!」
ブツをスマホの画面に近づける。
おおおー!
そ、それは!!!
若かりし頃の私の美しい写真!
しっかりと旧姓が明記されいる!!!!
やったーーーーー!!!
たぬ吉君、グッジョブだよ♥♥♥!!!
ありがとう〜〜!!!
早速、写真を送ってもらった。
こ、これで、レンタカーが借りられる!!!!
レンタカーが借りられる!
レンタカーが借りられるううううぅぅっ!!!!
たぬ吉、ありがとううぅぅぅぅっ♥♥♥!!!!
Yes!!
返信削除たぬ吉さんカッコいい~!
それにしても良かったですね。運転気を付けて下さい。
ホント、たぬ吉くんありがとう、なのです。
削除日頃から、もっとたぬ吉くんを大切にしないといけませんね☺️☺️アハハ!