USJ物語③ 恐るべしUSJ

2023/04/28

USJ 旅行

 とある小さな海まちの田舎から出てきた、私たち。

USJの怖さが身にしみてわかった。

大阪まできてUSJのチッケトを買えなかったのだった。

(これは、2023年3月28日(水)〜30日(木)のお話である。)


今までのお話


1話 USJ ワンデー・スタジオ・パスが買えない悲劇

2話 USJ チケットが取れなかった後…(泣)


今日(3/29)ののチケットは取れなかったけれど、明日(3/30)のチケットはまだあるのでは⁉︎

明日、関空発の福岡の飛行機の出発時間は夕方4時10分

ギリギリ2時にUSJを出れば間に合うはずだ。

私のスマホではチケットを買うことができないため、

タン太と一緒に明日のチケットを買いにUSJに向かった。

USJの営業は9時。7時すぎには宿を出発。




到着。8時半。

どーーーーんっ


ゲート前には、ものすごくたくさんの人の長い長い長いナガーーーーーーイ、列ができている

どこまで並んでいるの?100m以上ある?

どうしてこんなに並んでいるの?

チケットブースは閉まっている。切符を買っているわけでもない。

入場待ち?

時刻は8時半、すでに100mを超すものすごい行列がゲート前から続いていた。

そして係の人たちが横並びして歩き

「きょうのチケットはありませーんっ!!」

と声のあらんかぎり叫んでいる。




「明日のチケットはどうやって買えばいいんでしょう。
スマホがうまくいかなくて、買えないんです」


私たちは、お掃除をしているUSJの方に聞くことにした。


「明日のチケットですね! ローソンで買えますよ。ローソンのLoppiから買えます。

今なら明日のチケットはまだあると思うので、あちらのローソンからでも、今すぐにお買い求めくださいね!」


ろ、ろろろろろろろろろろろろろろろっ、ろーーーーーーソン。

そんなことが、できたのか…

最初からローソンでええんじゃないか。

アホや…


たましい、抜けたね…


ローソンのチケットでも、スマホ同様、提示すればそのまま入場できるとのことである。
その方の対応ときたら、素晴らしかった。
元気でにこやかな表情で、丁寧に詳しく教えてくれる。
お掃除している方も、USJに関する全てを把握しているようである。



私たちは、USJのゲート前のローソンに向かった。
近代的なLoppiなるものを、自分で操作するのはなんとも不安である。

ローソンのお姉さんに相談だ!


そのお姉さんの対応ときたら、またなんとも素晴らしい。
こと細やかに、Loppiの操作を親切丁寧に満面の笑顔で教えてくれるではないか。
このように、笑顔で元気なお姉さんに習い、なんとも楽しくチケットを買うことができた。


ここUSJでは、この周辺施設の全てがエンターテイメントだというのか?
USJのWEBを開くと、一番にど迫力の満面の笑顔で出てくる人たち! 
まさにあの世界が今ここに実在しているというのか!
それが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの世界なのかーーー!




と、いうことで、タン太!タン太!タン太ーーーーーーーーーっ!
無事にチケット買えたーーーーーーー!!!!



タン太のかわいいキラキラした笑顔。
「ママーーーーーァ!  嬉しいよう! 明日が楽しみだよう!!!」




母ちゃんは、母ちゃんはねえ、
君のその顔を見るために、
そのためだけに生きているんだよ…。


いや、本当に、ホッとした。
これで、一生残るかもしれない私の罪が、一つ減ったのだった。





その後、係の方に、どうすれば「スーパー・ニンテンドー・ワールド」に行くことができるのか、しっかりリサーチ。


そしてある事実が発覚!
なんとも、WEBに書いてある、営業時間9時〜というのは開場時刻ではない。

USJの本当の入場時間は7時くらい、だというのだ。

そして、今列をなしている人たちは、入場待ち。
8時半、すでに入場を開始しているにもかかわらず、入り口ゲートのこの待ち行列。
恐るべしUSJ。
知らなければ、田舎者のたんたぬ、のこのこと9時位に行っていたに違いない。




明日は2時には空港へ向かわなければならない。
並んでいる時間はない。
1分1秒、血の一滴。
調べて調べて、調べまくろう。


たんたぬは本気だった。
明日は、絶対に
スーパーニンテンドーワールド
ハリーポッター
この2つを楽しむ!!!




(エクスプレス・パス っていうのがあるのだが、これを買うと2人でなんと3万7000円以上。入場券と合わせ、5万円超え! たんたぬの財布では、どう考えても、手が出せない金額であった…)





次回は、いよいよ
2時までというタイムリミットでどうやってUSJを制覇するか!
本気のたんたぬとタン太のチームプレーを紹介!








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自己紹介

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高齢出産一人っ子育児中のアラフィフたんたぬ。不運な転職数回後、司書に落ち着く。夫たぬ吉、中高一貫校の息子タン太(現在中学2年生)と3人で築50年以上の平屋暮らし。節約はエコ。人生はそう悪くもないなと、最近思う。

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