山形公式観光サイト 蔵王ペンション村
ペンション (洋風の小規模宿泊施設)
ペンションは、ホテルや旅館とはまた違った魅力がたくさん。
また行きたくなってしまうこと、間違いなし!
今回は、たんたぬ体験談を含めて、書いてみようと思う。
ペンション(pention)英語では?
①「年金」
②「ヨーロッパの小さな下宿屋」
日本でペンションと言えば「可愛らしい宿泊施設」のイメージ
一軒つ一軒、オーナーの個性や好みで特色があり、赤毛のアンのような切り妻屋根の建物だったり、白色とテラコッタで南フランスのイメージであったり、バラが咲き乱れるガーデニングが美しかったり、ピーターラビットが出てきそうな、イギリス風の建物であったりと、見ているだけでも楽しめる。
また、大抵が家族経営であり、アットホームな雰囲気があり、オーナーはじめ宿泊者同士にも自然と会話が生まれ、一つの時間と空間をともにする楽しさがたまらない魅力でもある。
山形上山温泉 ペンション あっぷる
今回、紹介したいのはこちら ペンションあっぷる
ペンションあっぷるさんは、蔵王ペンション村の高台に位置しており、素晴らしい眺め。
ペンションあっぷる 滞在 1日目
色とりどりの花が咲く庭からウッディな建物の入り口に入る。
入り口には、オーナーのお気に入りワイン。
落ち着いた雰囲気。フカフカのベッドに、パリパリの白いシーツが気持ち良い。
一息ついたら、お風呂へGO!
ペンションあっぷる自慢のの大露天風呂。
家族、カップルで貸切で入ることができる。
5月、新緑の景色が素晴らしい。
たまに、風に流れてひらひらと入ってくる、山桜の花びらが風流だ。
山の景色を見ながら湯に浸かる。
温かい湯が疲れを取る。
お風呂をあがり、さあ、大人は風呂上がりの1杯を楽しみますか。
プシュ、グビグビ、サイコーーーー!
タン太は、そんな父母を尻目に、早速、お隣の小学生の男の子と友達になり、遊び出す。
読書室や、遊び部屋もあって、子どもたちも嬉しそう。
「うちの子と遊んでもらって、すみません」
「いえいえ、こちらこそ、子ども同士、楽しそうでなによりです。」
「どちらからですか」
「ええ、うちはーーーー」
「え!? 夫の実家があるところです」
と、いつの間にか、親たちも会話はずんでいく。
ペンションの、宿泊客らは、距離が近いのだ。
ダイニングは広々していて、大きな窓から光が入る。
オーナーの端正に手入れをしている花々が咲く庭が見渡せる。
さてさて、待ちに待った、夕食だ。
オーナーの奥様得意のお料理でおもてなし。
スープ、肉、魚、そして山菜のサラダにお浸し。フルコースだ。
柔らかい。お肉の上には刻んだ玉ねぎを丹念に炒めたソース。
バターが利いて、美味い‼︎ ソテーされた野菜と合う。
食後にはデザート
「デザートは、イチゴとヨーグルトのジェラートです」
とオーナー。
「わあ、おいしそう! 「あっぷる」じゃないんだね」
とタン太が言って、ダイニングルームには笑いが起こり、一気に和んだ。
宿泊客は私たちの他、夫婦で来られた方、親子孫と3代のグループの3組だった。
オーナーは、穏やかな方で、宿泊客を大切にもてなしてくれ、庭の花々の事や、山菜の事、森に住む鳥や動の話をしてくれた。
私たちは、ワインや、コーヒーを飲みながら、楽しいひと時を過ごした。
夜には、ペンションは暗闇に包まれ、森に静寂が訪れた。
こんなに静かで、こんなに暗いことは、私たちの日常にはない。
気持ちの良いベッドで、朝の光が差し込むまで、ぐっすりと休んだ。
ペンションあっぷる 滞在2日目
翌日、朝の光の大露天風呂に入ろうと、6時起床。
家族3人、朝風呂を堪能する。
手作りのパンは、本当に美味かった。
そして、ジャムが絶品。マーマレードかと思ったが、少し違う。
もっと、果実があるのだ。なんだろう?果実がしっかりとした歯応えがあり、しかもマーマレード特有の苦味と酸味もある。
聞けば「獅子ゆず」だと言う。
オーナーは、獅子ゆずを毎年四国から取り寄せ、ジャムを作るのだといいう。
あまり美味しいので、買うことにした。
家で食べるのが楽しみ。それぞれの実家にも、りんご、ももジャムを合わせて購入。
いい土産ができた。
タン太は、子ども同士すっかり意気投合してしまい、
「帰りたくない」状態。
旅行が楽しかったという嬉しい一言である。
たんたぬ一家、すっかりペンションが気に入ってしまい、また来ること間違いなし。
自然に囲まれた山形蔵王のペンションを紹介してみた。
アットホームな心温まるひと時を ペンションあっぷる で過ごしてみるのはどうだろうか。
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