ここ数年、コロナの流行ですっかり忘れてしまっていた。
重い風邪くらいにしか、思ってなかったよ、インフル君。
重い風邪くらいにしか、思ってなかったよ、インフル君。
高校生500人集団感染するなど、ものすごい猛威振るっている。
なぜか春にインフルにかかる
季節はすでに、春もたけなわ。
それも、ゴールデンウイークまであと何日と指折り数える頃。
たんたぬ家でも、中1タン太、夫たぬ吉と
それも、ゴールデンウイークまであと何日と指折り数える頃。
たんたぬ家でも、中1タン太、夫たぬ吉と
「GWは旅行へ行こうか!」
と、楽しく話していた土曜日の夜。
「コホッ」
タン太 「ママ、大丈夫?」
たんたぬ 「タン太は優しいねぇ」
たぬ吉 「はっはっは。咳くらいで大袈裟だな、タン太」
たんたぬ 「えーーなんですって〜〜〜ぷんぷん!」
ワッハッハ、アッハッハ、ハッハッハッハッハ……(幸せそうな家族)
この咳が、これから起こる悲劇の序章であることに、今は誰も気が付いていない…
初期症状 いきなり高熱
そう、その時すでに、体内では人知れずインフルエンザ菌が驚くべき速さで増殖しつつあった…
朝8時
寒い…ガクガク、ブルブル…
モーレツ キョーレツ、チョーゼツ、寒い。
寒い!寒い!寒い、さむーーーーい!
ブルブル、ガタガタ、震えがとまらない。
おおお〜
体温を逃すまいと本能が働くらしい。
ものすごく小さく丸まっている、わたくし。
極寒の雪の下のダンゴムシのようにただひたすら寒さを耐えている。
ガクガク、ブルブル、ガクガク、ブルブル。
寒い、寒い…
1本のマッチをする…
シュッ
願い事は、
1000ワット最高パワーの温風に包み込まれたい‼︎
熱は40度出ていた。
①到着したら、電話すること。
熱は39.8度
一口も食べることができない。
ポカリを飲む事が精一杯だった。
「ママーーーッ! 死なないで〜〜〜!」
「◯×☆√¿♭″$∂〜〜〜〜ダメダ〜」
(タン太、うつっちゃうよ…こっち来ちゃだめだ…。)
声が出ない。
「何? なんて言いたいの?」
「「◯×☆√¿♭″$∂〜〜〜〜デデ〜」
(うつるから、離れて〜〜!!あっちいってて!)
「ママが死んじゃう! 救急車呼ぶから!!」
(救急車はやめてくれーーー!!!!)
「119番だよね。電話かけかた知ってるよ。救急車呼ぶからね!!!」
(救急車はやめてーーー)
寸前のところで、たぬ吉が急患センターに車でつれて行くとタン太を納得してくれた。
ホッ
ホッ
急患診療センターの指示・車内で検査
①到着したら、電話すること。
②看護師が行くので、車の中でコロナとインフルの同時検査をする。
③結果がでるまで車内で待機。
到着後に連絡すると、車脇に看護師さんが来てくれた。
「窓から、顔を出して下さい」
言われるままに車の窓から顔を出す、わたし。
「ちょっと我慢して下さいね」
長い綿棒を鼻から脳まで突っ込まれる。
ズズズズズ、ズブズブズブズズズ、
おわ、おわおわおわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・!
おわ、おわおわおわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・!
「もう少しですからね〜!」
まだまだ入れる
ズズズズズ、ズブズブズブズズズ、
おわおわおわ、わわわっぁぁぁぁ〜〜〜〜!
おわおわおわ、わわわっぁぁぁぁ〜〜〜〜!
涙目で倒れる…
院内で診察
その後、院内へ入り医師の診察が始まった。
「陰性でした。
おそらく、インフルエンザかかってますね。
流行ってますしね〜。
でもね〜、残念ながら、
陽性が出ないと、薬だせないんですよね〜。
明日また、検査して下さい。
ちょっと痛いけどね。ハハハ!」
マジか…。
その夜は、30分毎に起き、頭痛と全身痛と寒気に、もがき苦しみ続けた。
陰性では薬がでない悲劇
インフルエンザ治療薬は、早いほどいい。
ウイルスが最大限に増殖する前に、つまり48時間以内に使用し増殖を抑え込む事が大切だ。
私は、タイミングが悪く1回目の検査で陰性だった。
(医者もインフルだと言っているにもかかわらず)陰性では薬がもらえない。
もっと早くイナビルが吸入できていれば、こんなに苦しまずにすんだのに…。
翌日、再検査でインフルエンザA型 陽性
全く眠れない苦しみの夜が明けてきた。
骨という骨が全て痛い。
脳みそが痛い。
脳みそが痛い。
起き上がると、地に足がうまく着かず、宇宙遊泳のようだ。
熱は39.8度
一口も食べることができない。
ポカリを飲む事が精一杯だった。
この日、もう一回病院行って、例の検査もう一回受けた。
そして、ようやく!!!
インフルエンザA 陽性 判定!
ようやく、ようやく…
これで、やっとイナビルもらえる…
イナビルゥゥゥッ〜〜〜〜〜
衰弱しきっていたので、点滴の処置がされた。
イナビル吸入後
イナビル吸入後は、少しずつ回復していった。
全身の痛みが和らいで、眠れるようになった。
それでも起き上がれるようになるまで1週間かかった。
それでも起き上がれるようになるまで1週間かかった。
その間、息子タン太は夫実家にあずかってもらった。
おばあちゃんの家がある事はありがたい。
何も食べられず、苦しんだ結果、体重は5kg減っていた。
痩せてきれいになるではなく
"老けるこんだ"
もしくは
"やつれた"
または
"大病でもされました?"
医療費まとめ
今回インフルエンザでかかったもの
- コロナウイルス抗原検査 (薬局) ¥1,680
- 急患診療センター (検査・薬) ¥4,140
- かかりつけクリニック(検査・点滴) ¥3,550
- 薬 (イナビルほか4種 5日分) ¥2,040
家計も
ホント、めっちゃ、つらいわーーー。
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