梅ジュースは思い出の味
タン太、梅ジュース、好き!
学校から帰ってきたタン太。
「これ、ママのにプレゼント!」
嬉しそうに、梅ジュースの缶を私に差し出す。
学食の自販機から梅ジュースを買ってきたのだった。
「僕ね、梅ジュース飲むとママの事思い出すよ。」
もう梅ジュースの季節だね。
ありがとう、タン太。
嬉しいよう〜〜〜!
反抗期がまだまだ、きませんように!!!
梅ジュースにさくらんぼを入れて、
カンパーイ!
実家の梅の木
実家の庭には、梅の木があった。
それはそれは、たくさん実をつけて、(20キロ程)
梅干しや梅酒、梅シロップをたくさん作ったものだった。
祖母から母へ、そして私。
庭の梅の木は、この家にたくさんの恵みと思い出をくれた。
しかし、年月と共に、梅の木も歳をとったのだろう。
最後の初夏にたわわの実をつけて、次の年はもう実をつけなかった。
そして、ついに一昨年、枯れてしまった。
作ってある梅シロップも1瓶の半分を残すのみ。
もう、梅仕事もおしまいかな
まあ、手間ではあるしね。
と思っていた。
やっぱり梅シロップがなければ始まらない
見切り品 特価 県産梅 発見
近所のスーパーで 見切り品
特価 梅1kg 980円 → 200円
黄色くなって打身がある売れ残りの梅。
大量にある。誰も買いはしないだろう。
このまま腐って行くんだろうな。
梅シロップでも作るか。
それで、その特価200円の梅を2袋(2キロ)買って帰った。
氷砂糖の方が高かったな。
2キロで1300円だ。
黄色い完熟梅のシロップ
帰ってから、早速とりかかる。
5つは、打身がひどいため、庭に埋める。
芽が出るかな?
梅シロップは、緑の梅にこだわる必要はない。
完熟した梅からは、桃のような甘いうっとりする香りが漂う。
完熟は完熟のよさの、芳醇な香りの梅シロップができるのだよ。フフフ
「食べてみたい!」
というタン太。
こんなにいい匂いだと、この前買ってきた"すもも"のようだものね。
でも、青梅にはアミグダリン(青酸配糖体)という毒が含まれている。
だいぶ黄色くなってきているし、たくさん食べなければ大丈夫という事だが、毒は毒だ。
作り方
・梅 1kg
・砂糖 1kg(減らす場合は800g)
・保存容器 3リットル
キロザブザブと洗い、一つずつ布巾で丁寧に汚れと水分を落としながら、くしでへたをとる。
清潔な保存容器に、梅と氷砂糖を交互に入れていけば完成だ。
保存容器は洗って良く乾燥したもの。
熱湯消毒やアルコール消毒をするようにレシピ本には書かれているが、私はしたことがない。
祖母や母は、ホワイトリカーを回し入れてから、出していた。
1日2日と少しずつ、氷砂糖が溶けて行く様子は楽しい。
発酵して泡が出てきたら、鍋で煮ればよい。(完熟梅は発酵する確率高)
ちょっと、楽しみが増えた。
手間だけど、いいもんだ。
タン太が大人になって遠くに住んでも、梅シロップを送ってあげたいな、と思うたんたぬ。
いや、奥さんに悪いかな、それは…
梅1キロ 砂糖1キロ 3リットルのこの容器がちょうどいい
おたまも手も入る口は便利。
ずっと長く使える。
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