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まかせて安心 ニコニコ設備
これでもう、トイレの水漏れが直ると思っていたのに。
親切ていねいニコニコ設備の
金髪の若くない兄ちゃんに
すっぽかされ、逆ギレされた。
水回り業者に電話するのが億劫になってしまった
電話をして、現状を話したり、来てもらう予約をとったり、
見積もりしたり、次の予約をとったり…
なんだか、億劫になったっていうか、面倒くさいっていうか、
せっかく、思い立って電話したのに出鼻をくじかれて、尻込みしている。
先送りして、5日経ち、10日経ち…
再度 トイレ水浸し!
朝起きて、ふとトイレのドアを開けると…
なんと床にゆらゆらと水面が揺らめいているではないか!
大洪水アゲーン!!
な、な、なんで?水止めてるのに?
「たぬ吉(夫)だぁ💢
たぬ吉しかいない!💢」
一番に起きてすでに出勤していった、たぬ吉しか考えられない。
夜帰ってきた、たぬ吉に聞く
「止水栓、開けたらダメっていったでしょ?どうして開けたの?」
「うん・・・。」
「水浸しだったよ!」
「うん・・・。」
「もう、開けないでね」
「うん・・・。」
なんだか、めっちゃ歯切れの悪い答え方だった。
これが、数回あった。
たぬ吉、トイレ直して!
私はたぬ吉に言った。
「トイレ、直して。
この前のニコニコ設備の兄ちゃんが、
ウォシュレットからの水漏れだって言っていた。
だから、ウォシュレットのホースを外してパイプを止めればいいんだよ」
(あれから、直し方はずっとネットで調べていたのだった)
「そんなん、できるわけないだろう?
自分がニコニコと喧嘩したんだろう?
なんで俺がとばっちり? 俺を巻き込むなよ」
「全然ケンカなんかしてないよ?
単にすっぽかされて、逆ギレされて、
いっつも床ふいて、なんでさらに怒鳴られるの?」
と言い合いしていたら、いつのまにかタン太がいない。
あれ?タン太…?
タン太は、一人でトイレにいた。
自分のロボット工作の工具をみんな持ちこんで、
泣きながらトイレの配管のネジをドライバーで回そうとしていた…。
「もっと大きかったらできるのに・・・」
くしゃくしゃな顔で、泣きながらパイプの錆びたネジを一生懸命回そうとしていた。
タン太〜〜〜〜〜っ!
3話へ続く…
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