クリスマスの朝がやってきた。
雪はやみ、カーテンの隙間から明るい日差しが入ってくる。
中学生にもサンタさんはくるのか!
「 ぼくより早くクリスマスツリーのところへ行っちゃだめだからね!」
中学校1年生の息子、タン太
今年のクリスマスの朝はちょっとドキドキしている。
なぜかって?
それは、中学生になるとサンタさんが来なくなるのではないかと、
おっかあに言われているからなのだった。
それなのに、いや、それ故に、
手紙を書いて、サンタさんとルドルフのおやつを準備し、
空に向かって、なんか唱えていた。
なんだかわからん、ロストなんちゃら?とやらの「ポケモンカード」が欲しいらしい。
サンタさんはおじいさんだから、もちろんわからないだろう。
起きて一番にタン太は、自分より先にツリーを見ちゃだめだと言いながら、
ゆっくりと静かに、薄暗いリビングのドアを開けた。
クリスマスツリーの豆電球がひっそりと燈ってる。
慎重に近づいて行くタン太。
「!」
「あった…」
「あった!あった!あったよ!」
「おっかあ!サンタさん、きたーーーーーぁ!」
あった!あったね!
タン太〜〜!!!
おやつもなくなっている。
食べてくれたらしい!
サンタさん、中1でも来てくれたんだね!
タン太、めちゃくちゃ嬉しがっている。
いざ、開封
「おっかあ、やっぱサンタさん、ポケカじゃなかった。
やっぱり2万円もするポケカは欲張り過ぎだよね」
プレゼントは
さてさて、何が届いたのでしょう?
ろくべいくん🐶
空を飛べる虹色ののキャンディー
なぜかラムネ付き
ネズミくん🐭
本 ヒックとドラゴン
弱虫でなんの取り柄もないヒックと
トゥースレスというわがままなでも憎めないチビドラゴンとの冒険の物語。
タン太
2種類のゲーム。
タン太のリクエスト通り?カードゲームも。
(ポケカではないが…)
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