中高一貫校 体育祭はどんな? 親は行く?来ないでと言われる?

2023/06/08

中1


今日は晴天の下、待ちに待った、中高一貫校の大体育祭の日。
陸上競技場を貸し切り、中高6学年一斉に行う一大イベントだ。
初めての体育祭、母としてはぜひ見てみたいものである
体育祭といえば、豚カツだ。今回はタレカツ弁当のたんたぬ家である!


さてさて、中学や高校のお年頃の若者諸君!

「親に来てほしくない問題」

なんて抱えていないかい?


そんな、若者事情、保護者の様子、
競技、応援の盛り上がりの様子など
中高一貫校の体育祭の一部始終を紹介したい。


朝の入り口 保護者は行列? 

小学校では、わが子のゴールの瞬間をカメラにおさめようと場所取りに朝早くから並ぶことも多い。
では、中高の体育祭はどうなんだろう。
息子タン太の行く中高一貫校は、陸上競技場を貸し切り体育祭を行う。
保護者開場は8時。
少し早めの、7:40に到着。
お? 列が…あるのかな?
4組だ。知り合いママさん同士できている感じ。
8時、受付が始まる。

「おはようございます!中学生の保護者の方はこちらへどうぞ!」 

並んでいると、徐々に後ろに列ができてきた。
パパさんも多い。
三脚の準備している人もいる。
それでも、全部で15人くらいだろうか。
元気な高校生に列を分けられる。
意外なことに、ほとんどが、高校生の保護者だった。
小学校のような、"朝から並んで場所取り" はないか…。
受付が終わり、陸上競技場に入場。

場所取りは?

観覧席へ上がると眺めがよ良く、競技場全体が見渡せる。
観覧エリアは前後テープで仕切られていて、前方が生徒側(軍団ごと)、後方が保護者席だ。
保護者席に中高の区別はない。どこがいいかな…

お? さすが経験保護者たち、日かげポイントを知り尽くしている。

そして、まごまごしているうちに、日かげポイントどころか未来の日かげポイントも埋まってしまった。
陸上競技場の保護者観覧席、8割くらい埋まっていた。


カメラ位置の場所取りよりも  日かげの場所取り


保護者観覧席の様子

夫婦の隣に席をとる。

ちょっとしたきっかけから会話が始まった。

高校3年生の孫、ツヨシさんの応援に来たという。
「来て来て!って、一生懸命頼むんで、やっと来ました。」
なんと、赤組連合の団長。
そこへツヨシ君、仲間を連れて登場。
日に焼けた真っ黒な顔に、応援団のはちまきをし、こちらにも軽く会釈をする。


じいちゃん、ばあちゃん! 来てくれてありがとう!
おれ、あそこにいるからね!
こいつはタカシ、こっちははヒロシだよ」







 

挨拶する タカシくんとヒロシくん

「今日は、オレ達がんばりますから、応援してください!」

手を振りながら応援席に戻っていくツヨシ君たち。
なんと、爽やかな青年達だろう…






おばちゃん、ちょっと感動だったわ。

見にこないで! 近くにこないでね!」

というパターンが多いのかと思っていた。


やがて、前の席の保護者の方のところにも、女子高校生がやってきた。

薄く化粧しているのかな? 髪型もクルクルとがんばったようだ。

「ママ、ここにいたの⁈ 探したよー。リレー3番目に走るからね!忘れないでね」


おっと、またかわいらしく、ママに手を振って戻っていく。
そんな光景が保護者席のあちらこちらで見られた。
「そばにこないで」というのは、昭和の幻想か?
令和の子どもたちは、親に反抗せずとも自己を確立していくのか?

すると、タン太が来た。

「ママ〜〜〜〜〜!❤️」(満面の笑顔)

「ここだったんだね! 
どう?カッコいい?これ巻いてダンスするんだよ。
(バンダナ巻いてる)
僕あっちの席だよ!見える?
これと、これと、これ出るからね!
(パンフレットの競技を指しながら)
また来るね。」

タン太は、まだまだ子どもだなぁ。

「ママ、来なくていいからね」
なんて言われる日がもうすぐくるのかと、少し寂しく思っていた。
でも、なんだか、まわりを見渡すと、大丈夫かも?








思ったよりも、保護者参加が多く、子どもにも嫌がられていない!


明るい未来を思い浮かべていると…
後ろの方の席からママさん達の話し声

「うちの子ね、
来てもいいけど、遠くからみててね。絶対声かけないでって言うの。」

「うん、うちもなっちゃんのママと観に行くって言ったんだけど、反応なかったわ。

帰ってもすぐ部屋入って、ほとんど会話ないから、なんだかねー。」

「ホントだよね、部屋入って何してんのか。」

「スマホでしょ?ちっとも勉強しないしねー」


やっぱ、そういうパターンもあるよね。
わかる、わかる。
そんなお年頃だよね。
そもそも「来てね!」っていう子どもの保護者がここで観覧しているだろうから、
来ないでねっていう子どもよりも、多くいるように見えるのだろう。


高校生、圧巻!

応援

高校生たちの盛り上げ力がすばらしい。

一言で言う。

大・迫・力!

団長をはじめ応援団が、みんなをまとめている。
団長のリーダーシップでチームが今までどこまでやってきたか、そして当日にどこまで一つになれるか
100m走、リレー、綱引き、大玉送り…
競技者と、応援者が一体になって、盛り上がっている。


中学生らは、比べるとやっぱりちびっ子だ。
でも、ちびっこなりに、高校生たちの太い声に負けじと一生懸命。
中高一貫校の醍醐味だと感じたよ。
この高校生たちの姿を目に焼き付けながら、憧れや、羨望を持って成長するんだね。


すると応援席からふっとーい声

「たぁか子ぉーーーーっ! おぅ!」

たか子コールだ。なぜ?
すると、高校生赤組全員で保護者席に向かって

「たぁ か子ぉーーーーっ! おぅ!」

という一斉コール。
誰? たか子。
「やーだーぁ、もう〜」
と呆れているのが、さっきのツヨシ君のおばあちゃん。




ツヨシ君が次に走るので、タカココールが起きたのだった。
ツヨシ君、1位!
みんな、大爆笑の一場面だった。


競技場から観覧席に向かって、
「じーちゃん、ばーちゃん、1位とったどー!!!」
と、叫ぶと、一斉に拍手が起こった。


演技

見どころナンバーワン!
ある連合は滝を登る竜となり、ある連合は月夜のサーカス、ある連合は太陽神アポロンの恋…
壮大なストーリーに合わせた、演技、ダンスのダイナミックな演出。
見るものを飽きさせない。
圧巻の時間だった。


高校生が入ると、完成度が高い!


体育祭に準備すると良いもの

高校生たちが持ってきている物を見て、来年持ってこようと思った物をリストアップしておく

子ども準備

日焼け止め

スプレー式がすぐに使えて便利そうだった。
使う時は、離れた場所でと伝えなくちゃ。
スプレー式、こんな感じ。


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日傘

高校生たちは、待ち時間日傘をさして紫外線を凌いでいた。
タン太も春季カタルが紫外線であっかしてしまうため、最善の策を取ったつもりだったが、
日傘もOKなのね。

  





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青空工房 日本の中小企業のブランド商品

UVカット率99% 折り畳みで、軽量設計 晴雨兼用



アームカバー

半袖体操着でも着けれて、便利。
帰ったら腕が真っ赤かに腫れていた。

保冷剤

熱中症が心配。飲み物と同じく、たくさん持たせよう。


うちわ

電池式扇風機持っている子もいた!



タオル

濡らしても使えるし、汗も拭ける、首にかければ日焼け防止


保護者準備

子ども準備と同じく、紫外線対策は欠かせない!

そのほか、

オペラグラス

お隣のご夫婦方が、貸してくれたんだけれど、すごくよく見えてびっくりだった!


中高一貫校の醍醐味

今回は、中高一貫校の、陸上競技場貸し切りでの体育祭を記事にしてみた。
思ったより、保護者の参加が多かった。
そして、親を避けていない子ども達が多くて嬉しかった。
タン太もそうだといいな…


高校3年性は、最後の体育祭を力一杯闘い抜いたことだろう。
中学生らは、そんな先輩達に優しくも厳しく指導され、
憧れの存在としてしっかりと引き継いでいくのだろう。

タン太は入学後、初めての体育祭となった。
小学校とは違う迫力を感じたに違いない
中高一貫校の醍醐味だ。
5年後、タン太高校3年生の体育祭、どんな気持ちで見ているんだろう。



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自己紹介

自分の写真
https://tantanu-blog.blogspot.com アラフィフの器用貧乏たんたぬ。不運な転職数回後、司書に落ち着く。夫たぬ吉、息子タン太(現在中学1年生)と3人で築50年以上の平屋暮らし。タン太は春から私立海まち中高一貫校に入学。節約はエコ。人生はそう悪くもないなと、最近思う。

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